【注目(まね)してほしいところ】
・まず3球目の返し方。
ここでレベルの低い前衛はバックで引っ張ってストレートに打ってしまう。この場面では、黄色の前衛は引っ張りの方を意識して守るのがセオリー(303の動画参照)なので、わざわざ相手の待っているところに打つことは相当なリスクがある。そもそもその方向に打つメリットもほとんどない。しかもクロスに打つよりもストレートに打つ方がベースラインまでの距離が短いので、アウトにしてしまうことが多い。黒の前衛のようにボレーされるリスクが一番少ないクロスへ流して前に出ようとできることがレベルの高い証拠。
・前に出ながらも相手の後衛が打つ瞬間は両足で着地(スプリットステップ)ができ、実際にクロスに打たれたボールにも反応できている。アジリティーの高さが見てとれる。
・最後の場面、相手の後衛の心理としては、前の打球で黒の前衛を突っついてみたけれどうまくいかなかったので「とりあえず相手(黒)の後衛に返そう」という気持ちがあったはず。そこを、黒の前衛のように直前に狙われていながら、次もボレーを狙いに行けるようになりましょう。
・私の体感では、レベルの低い後衛はボレーされた後に拾えたとき、連続して前衛の方へ打ってきます。レベルの高い後衛は、基本的にはボールを落ち着かせるために後衛前へコースを変えることが多いです。もちろんチャンスだと思ったらレベルの高い後衛も2本連続で同じところに打ってくることもあります。この動画は全国決勝です。市の大会でみなさんが相手にする選手のレベルに合わせてセオリーも変わってきます。
〈動画リンク〉
https://drive.google.com/file/d/1AVBevYFgM3JAcLzDuxafyFpqihFJlynl/view?usp=sharing